万徳山広済寺|深川に創建、昭和8年当地へ移転
広済寺の概要
黄檗宗寺院の広済寺は万徳山と号します。広済寺は、潮音禅師が開山となり、正徳2年(1712)に深川に創建したといいます。関東大震災に罹災し、昭和8年当地へ移転したといいます。
山号 | 万徳山 |
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院号 | - |
寺号 | 広済寺 |
住所 | 江戸川区春江町4-23-4 |
本尊 | - |
宗派 | 黄檗宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
広済寺の縁起
広済寺は、潮音禅師が開山となり、正徳2年(1712)に深川に創建したといいます。関東大震災に罹災し、昭和8年当地へ移転したといいます。
「深川区史」による広済寺の縁起
廣濟寺は同町(本村町)六十五番地に在り。黄檗宗にして萬徳山と號す。開山は潮音禅師なり。
本堂の傍に吊しある鐘は。雲鳳水龍の浮彫ありて。他と鐘と少しく異なり。
境内榎の老朽樹あり。又一貫斎朝日先生碑と題するあり。其の末に天保十一年庚子十月備前太田保、從五位下丹後守平朝臣直恒書幷題額と刻せり。(「深川区史」より)
「江戸川区史」による広済寺の縁起
広済寺
黄檗宗で万徳山と号し、正徳二年(一七一二)僧潮音が創建し、享保十八年に禎山上人が中興した。本尊に正観世音をまつる。当寺は深川本村町にあったが大正十二年の震災で焼失したので、昭和八年現在地に転入した。祈祷所としてよく知られている。(「江戸川区史」より)
広済寺の周辺図