全胎山安楽寺|村田栄章頌徳碑
安楽寺の概要
浄土宗寺院の安楽寺は、全胎山不断光院と号します。安楽寺は、法誉伝竜法印(承応元年1652年寂)が開山となり創建したといいます。
山号 | 全胎山 |
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院号 | 不断光院 |
寺号 | 安楽寺 |
住所 | 江戸川区北葛西1-25-16 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
安楽寺の縁起
安楽寺は、法誉伝竜法印(承応元年1652年寂)が開山となり創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による安楽寺の縁起
(西宇喜田村)安楽寺
下総国葛飾郡小金村東漸寺末、全胎山不断院と号す。開山法龍、承応元年7月27日化す。本尊阿弥陀。
天神社、地蔵堂(新編武蔵風土記稿より)
江戸川区教育委員会掲示による安楽寺の縁起
安楽寺
安楽寺は浄土宗で、全胎山不断光院と号します。開山は法誉伝竜法印で、承応元年(1652)に入寂しました。本尊には等身大の阿弥陀如来坐像を祀っています。(江戸川区教育委員会掲示より)
「江戸川区の文化財」による安楽寺の縁起
浄土宗でもとは千葉県小金村東漸寺末で、金胎山不断光院と号した。閉山は法誉伝竜法印で、承応元年(一六五二)に入寂している。本尊は等身大の阿弥陀如来坐像をまつる。
昭和二十八年の火災で鐘楼門を残してその他は焼失したので昭和四十八年七月本堂を再建新築した。
当時には儒家の大江藍田〔天明八年(一七七八)五月八日没〕の墓がある。山門をくぐりぬけると左側に村田権兵衛栄章を讃えた碑がある。彼は西宇喜田村の人で、子弟の教育のために献身したので、その門人たちが彼の徳をたたえて建てたものである。(江戸川区の文化財より)
安楽寺所蔵の文化財
- 鐘楼門
- 大江蘭田の墓
- 村田栄章頌徳碑(区登録有形文化財)
鐘楼門
江戸時代の建造といわれており、もとは山梨県石和の古寺にあったものを移築しました。木造銅板板葺きの入母屋造り二階建てで、通し柱を使用しています。梵鐘は昭和四十七年の新鋳です。(江戸川区教育委員会掲示より)
大江蘭田の墓
江戸時代の儒学者で通称久川玄蕃といいます。京都の儒者大江玄圃の子で著書に、「藍田遺稿」「詩語国字解」などがあります。(江戸川区教育委員会掲示より)
村田栄章頌徳碑(区登録有形文化財)
村田栄章は、嘉永七年(1854)に西宇喜田村に家塾を開き、書道を教えました。門人たちが師の徳を慕い碑を建立しました。(江戸川区教育委員会掲示より)
安楽寺の周辺図