桂昌庵。円覚寺の塔頭、閻魔堂
桂昌庵の概要
臨済宗円覚寺派寺院の桂昌庵は、円覚寺境内にある円覚寺の塔頭寺院です。大道寺資親の寄進を受け、円覚寺四十九世承先道欽が創建したといいます。当庵では木造十王像が祀られており、十王の一つ閻魔王から閻魔堂とも称します。
山号 | - |
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院号 | - |
寺号 | 桂昌庵 |
本尊 | 矢柄地蔵 |
住所 | 鎌倉市山ノ内490 |
宗派 | 臨済宗円覚寺派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 木造十王像 |
桂昌庵の縁起
桂昌庵は、大道寺資親の寄進を受け、円覚寺四十九世承先道欽が創建したといいます。
新編相模国風土記稿による桂昌庵の縁起
桂昌庵
開祖は道欽と云ふ。文禄9年6月先規任せ、敷地八百文寄進ある旨大道寺資親證状を寄す。曰、相任先證文、口地八百文之所、進置者也。自今以後、不可有横合所、為後日、一筆如件、永禄9年丙寅6日晦日、桂昌庵大道寺華押。当庵は元来続燈庵の進退たり。此事続燈庵所蔵元亀3年の文書に見えたり。曰続燈庵之派、桂昌庵之事、任前々之筋目、続燈庵主可在御計候、為後證之状如件、元亀3年壬申3月24日、円覚寺続燈庵主、氏照華押。今は無住にして全く続燈庵の持なり。(新編相模国風土記稿円覚寺項より)
桂昌庵所蔵の文化財
- 木造十王像
桂昌庵の周辺図