松嶺院。円覚寺の塔頭寺院
松嶺院の概要
臨済宗円覚寺派寺院の松嶺院は、円通山と号し、円覚寺境内にある円覚寺の塔頭寺院です。円覚寺百五十世叔悦禅懌(天文4年1535年歿)が不閑軒として創建、松嶺院妙円尼(松岡東慶寺十八世瑞山尼の姪)から寺領の寄進を受け、松嶺庵と改称したといいます。
山号 | 円通山 |
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院号 | 松嶺院 |
寺号 | - |
本尊 | 釈迦牟尼仏 |
住所 | 鎌倉市山ノ内453 |
宗派 | 臨済宗円覚寺派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
松嶺院の縁起
松嶺院は、円覚寺百五十世叔悦禅懌(天文4年1535年歿)が不閑軒として創建、松嶺院妙円尼(松岡東慶寺十八世瑞山尼の姪)から寺領の寄進を受け、松嶺庵と改称したといいます。
新編相模国風土記稿による松嶺院の縁起
松嶺庵
古は不閑軒と称す。開祖は叔悦、中興開基松嶺院妙円尼(松岡東慶寺十八世瑞山尼の姪女なり)。此人僧奇文の道風を慕の余り、五貫文の田を寄附せしかば是より不閑の号を改め松嶺を名とし、且奇文をもて中興と称す。(新編相模国風土記稿円覚寺項より)
松嶺院所蔵の文化財
- 木造大拙祖能坐像
- 木造叔悦禅懌坐像
松嶺院の周辺図