蓮花寺。玉川八十八ヶ所霊場、準西国稲毛三十三観世音霊場、都筑橘樹地蔵尊
蓮花寺の概要
真言宗智山派寺院の蓮花寺は、南林山普門院と号します。蓮花寺は、常暁法師(貞観7年865年寂)が開山、頼意法印(永享元年1429年寂)が中興したといいます。玉川八十八ヶ所霊場22番、準西国稲毛三十三観世音霊場15番、、都築橘樹酉年地蔵尊霊場15番です。
山号 | 南林山 |
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院号 | 普門院 |
寺号 | 蓮花寺 |
住所 | 川崎市高津区久末1292 |
宗派 | 真言宗智山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
蓮花寺の縁起
蓮花寺は、常暁法師(貞観7年865年寂)が開山、頼意法印(永享元年1429年寂)が中興したといいます。
新編武蔵風土記稿による蓮花寺の縁起
(久末村)蓮華寺
字久末谷戸とコカノ谷の間にあり、村の北の方なり、新義真言宗荏原郡等々力村満願寺末、南林山普門院と號す、さまでふるき寺院にもあらざれど開山開基等詳ならず、安永の頃の住僧を源覺と云、これ今の法流開山なり客殿七間に五間半、東向にて向拝を設けたり、本尊十一面観音の立像にて長八寸ばかり、境内すべて小丘の上にて前に杉林あり、その中より平田をのぞみて幽栖遂の所なり。(新編武蔵風土記稿より)
境内石碑による蓮花寺の縁起
南林山普門院蓮花寺
本尊十一面観世音菩薩
総本山京都智積院
宗祖弘法大師(空海)
派祖興教大師(覚鑁)
当山開基貞観七年十一月寂常暁法師
中興開山永享元年三月寂頼意法印
玉川八十八ヶ所第二十二番札所
準西国稲毛三十三ヶ所第十四番札所
都筑橘樹地蔵尊第十五番札所(境内石碑より)
蓮花寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿