正福寺。玉川八十八ヶ所霊場、準西国稲毛三十三観世音霊場、多摩七薬師霊場
正福寺の概要
真言宗智山派寺院の正福寺は、白王山と号します。正福寺は、法印快雅(天和2年1682年寂)が開山したといいます。玉川八十八ヶ所霊場31番、準西国稲毛三十三観世音霊場19番、多摩七薬師霊場3番、稲毛七薬師3番です。
山号 | 白王山 |
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院号 | - |
寺号 | 正福寺 |
住所 | 川崎市高津区北見方2-13-1 |
宗派 | 真言宗智山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
正福寺の縁起
正福寺は、法印快雅(天和2年1682年寂)が開山したといいます。
新編武蔵風土記稿による正福寺の縁起
(北見方村)正福寺
村の南の方にあり、新義真言宗にて同郡小杉村西明寺末なり、白王山と號す、客殿七間に五間西向なり、本尊は大日坐像なり長一尺許、開山は法印快雅と云、天和二年二月二十一日寂す、村の鎮守白髭の身體いつの頃よりかここに移して客殿の左の方に安置す、長一尺許に見ゆ、年々例祭の時社内へ移し常はこの所にあり。
寶物
三幅對の畫像。中は不動左右に赤童子を畫けり、各長三尺五寸許横一尺餘なり、本覺大師の筆と云、これは慈覚の法脈を續きし人と云
観音堂。客殿に向て左の方にあり、九尺に二間南向、聖観音立像長一尺なるを安ず。
弥陀堂。村の中央にあり、四間半四方西向なり、本尊は立像にて長一尺二三寸許正福寺持なり、境内に古碑三四基あり、何も文字は磨滅して讀得ず。(新編武蔵風土記稿より)
正福寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿