大乗寺。小田原市栄町にある日蓮宗寺院
大乗寺の概要
日蓮宗寺院の大乗寺は、今正山と号します。大乗寺は、玉泉院日養上人(慶長17年1612年卒)が開山となり、慶長6年(1601)に創建したといいます。
山号 | 今正山 |
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院号 | - |
寺号 | 大乗寺 |
本尊 | 一塔両尊四士 |
住所 | 小田原市栄町2-5-21 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
大乗寺の縁起
大乗寺は、玉泉院日養上人(慶長17年1612年卒)が開山となり、慶長6年(1601)に創建したといいます。
「日蓮宗寺院大鑑」による大乗寺の縁起
慶長6(1601)年6月の創立。開山開基は玉泉院日養。小西法縁。日養は伊豆妙泉寺12世・小田原本立寺12世・東京四谷戒行寺開山へ。30世妙守院日護は京都善正寺東山檀林481世から。33世性明院日盛は大野山本遠寺33世から。34世雷応院日善は法蓮寺へ。勤皇の志士殉難三士の首塚、甲斐の武田家の家臣七人の首塚がある。(「日蓮宗寺院大鑑」より)
新編相模国風土記稿による大乗寺の縁起
(竹花町)大乗寺
法華宗、身延久遠寺末、今正山と號す、開山日養(慶長十七年正月七日卒)、本尊三寳諸尊安置、寺寳に曼荼羅三幅あり。一は日蓮筆、紙中に文永七年正月廿八日、本間六郎母授輿と記す、故ありて阿藩高田久右衛門信允傳来し、宝暦十年九月廿一日寄納と、箱の裏に記す。一は日乾筆、日乾は身延山廿一世なり、開山日養へ授輿と云、奥書に相州小田原今正山大乗寺開闢日養、以七十三歳連日説法、百座成就の刻、授輿之、慶長十五年庚戌三月廿一日とあり。一は日養筆、紙中に慶長十四年正月廿に地、中村善次郎吉家授輿之とあり、貞享二年乙丑夷則廿三日、江戸湯島一町目中村三郎兵衛安次寄附の由、箱書付に見ゆ。(新編相模国風土記稿より)
大乗寺の周辺図
参考資料
- 「日蓮宗寺院大鑑」
- 新編相模国風土記稿