円蔵院。小田原市高田にある東寺真言宗寺院
円蔵院の概要
東寺真言宗寺院の円蔵院は、高田山満願寺と号します。円蔵院は、正応元年(1322年)の創建とされ、明治維新後の神仏分離まで高田若宮八幡の別当を勤めていたといいます。
山号 | 高田山 |
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院号 | 円蔵院 |
寺号 | 満願寺 |
本尊 | 不動明王 |
住所 | 小田原市高田683 |
宗派 | 東寺真言宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
円蔵院の縁起
円蔵院は、正応元年(1322年)の創建とされ、明治維新後の神仏分離まで高田若宮八幡の別当を勤めていたといいます。
新編相模国風土記稿による円蔵院の縁起
(高田村)
圓蔵院
高田山満願寺と號す、古義真言宗、(國府津村寶金剛寺末、)開山圓琳(新編相模国風土記稿より)
「川東仏教会寺院名鑑」による円蔵院の縁起
高田山満願寺円蔵院はもと国府津の宝金剛寺の末寺で、現在は東寺真言宗である。源頼朝公が府中十八ヶ村の八幡社の取締りとして祀ったものが、今の高田若宮八幡で、その別当が当寺であった。頼朝公が政子御前の安産を祈願して満願寺号を下賜したとの伝えがある。当寺境内にある聖天堂の歓喜尊は、明治15年に境内の竹林より出現。子孫繁栄を祈る有徳の神様で、毎月16日が御縁日である。又、大祭は4月16日に盛大に催されます。(「川東仏教会寺院名鑑」より)
円蔵院の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿
- 「川東仏教会寺院名鑑」