熊野神社(谷畑)|目黒区自由が丘の神社

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熊野神社(谷畑)|鎌倉時代に当地衾村小名谷畑の村民が勧請

熊野神社(谷畑)の概要

熊野神社(谷畑)は、目黒区自由が丘にある神社です。熊野神社(谷畑)の創建年代は不詳ですが、鎌倉時代に当地(衾村小名谷畑)の村民が熊野大社の分霊を勧請して創建したといいます。

熊野神社(谷畑)
熊野神社(谷畑)の概要
社号 熊野神社
祭神 速玉之男尊、伊弉冊命、泉津事解之男尊
相殿 -
境内社 伏見稲荷神社
祭日 9月第1土日曜日
住所 目黒区自由が丘1-24-12
備考 -



熊野神社(谷畑)の由緒

熊野神社(谷畑)の創建年代は不詳ですが、鎌倉時代に当地(衾村小名谷畑)の村民が熊野大社の分霊を勧請して創建したといいます。

新編武蔵風土記稿による熊野神社(谷畑)の由緒

(衾村)熊野社
境内除地、5畝歩、小名谷畑にあり。是も草創の年暦をしらず。本社1間四方の小祠、拝殿は2間に3間南向なり。村の持。(新編武蔵風土記稿より)

東京都神社名鑑による熊野神社(谷畑)の由緒

当社は、旧荏原郡衾村字谷畑(現自由ケ丘・緑ヶ丘地域)の鎮守にして、創建年月日は不詳。鎌倉時代に谷畑部落からも那智熊野参詣の記録があり、その当時本宮の神璽を拝授して祀られたものと思われる。宝暦十二年(一七六二)の「衾村絵図」に熊野大権現と谷畑部落六十余戸記載され、寛政八年(一七九六)、文化十一年(一八一四)に、それぞれの社地の樹木をもって本殿・拝殿改築。明治四十二年本殿御造営。氏子数六十四名の棟札・記録が現存する。(東京都神社名鑑より)

境内掲示による熊野神社(谷畑)の由緒

かつて谷畑といわれた自由が丘、緑が丘一帯の氏神様であった熊野神社、地元では「谷畑の権現さま」と詠んで親しんできた。その昔、那智熊野神社(現在の和歌山県)を極楽浄土にみたてた熊野参りが盛んだったが、江戸時代に谷畑の村人が、本宮の分霊をいただいて帰り、祀ったのが始まりという。毎秋、神楽坂で催される目黒ばやしは百数十年の歴史を誇る。(境内掲示より)


熊野神社(谷畑)の周辺図