堤方神社|江戸時代初期に若宮八幡社として創建
堤方神社の概要
堤方神社は、大田区池上にある神社です。堤方神社は、区立大森第四中学校横にある神社です。堤方神社の創建年代は不詳ですが、江戸時代初期に若宮八幡社として創建したと伝えられます。明治42年旧堤方村村内にあった三所神社(江戸期には熊野社といった)、十二神社(江戸期には十二天社といった)、稲荷神社、境内の稲荷神社を合祀、明治43年に旧地名堤方村より社号をとり堤方神社と改称したといいます。
社号 | 堤方神社 |
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祭神 | 大鷦鷯命(仁徳天皇) |
相殿 | - |
境内社 | - |
祭日 | 例祭日5月15日 |
住所 | 大田区池上1-15-2 |
備考 | - |
堤方神社の由緒
堤方神社の創建年代は不詳ですが、江戸時代初期に若宮八幡社として創建したと伝えられます。明治42年旧堤方村村内にあった三所神社(江戸期には熊野社といった)、十二神社(江戸期には十二天社といった)、稲荷神社、境内の稲荷神社を合祀、明治43年に旧地名堤方村より社号をとり堤方神社と改称したといいます。
新編武蔵風土記稿による堤方神社の由緒
(堤方村)
若宮八幡社
年貢地、村の南にあり。本社9尺四方、拝殿2間に3間、巽に向ふ。前に木の鳥居をたつ。両柱の間7尺。増上寺境内の鎮守にて、村内妙雲寺の持。
熊野社
除地6畝20歩、村の北方本門寺境内に続きてあり。此地の鎮守なり。社9尺四面、南向、前に鳥居を建つ。柱間1間。毎年正月28日をもて祭礼をなせり。村民の持、この社の後に小高くして塚の如くなるものあり。権現塚と云。何れの頃か塚上の古松大風に吹おられし故、その堤をほりしに古刀古器を得たり。されど異日祟りあらんことを畏れて、元の所へ埋めたりと村老の傳へなり。
十二天社(堤方神社に合祀)
小名十二天にあり、小祠。 (新編武蔵風土記稿より)
「大田区の神社」による堤方神社の由緒
創建之年代はわからない。
もと若宮八幡社と呼ばれていたが、明治42年旧堤方村村内にあった三所神社(江戸期には熊野社といった)、十二神社(江戸期には十二天社といった)、稲荷神社、境内の稲荷神社を合祀し、翌43年堤方神社と改称した。(「大田区の神社」より)
堤方神社の周辺図