千束八幡神社|池月発祥伝説の由来となった社
千束八幡神社の概要
千束八幡神社は、大田区南千束にある八幡神社です。千束八幡神社は、貞観2年(860)に創建、「宇治川先陣物語」に登場する池月発祥伝説の由来ともなった社だといいます。
社号 | 八幡神社 |
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祭神 | 誉田別尊 |
相殿 | - |
境内社 | 神明社、稲荷神社 |
祭日 | 9月第一日曜日 |
住所 | 大田区南千束2-23-10 |
備考 | - |
千束八幡神社の由緒
千束八幡神社は、貞観2年(860)に創建、「宇治川先陣物語」に登場する池月発祥伝説の由来ともなった社だといいます。
「大田区の神社」による千束八幡神社の由緒
貞観二年(八六〇)五月八日太政官令により領主、この八幡山の千束神社に宇佐八幡の分霊を勧請奉斎し、以来この地の鎮守として、また源家の氏神として尊崇し今日に至る。また源頼朝の故事(社伝)により旗挙げ八幡の称もある。(「大田区の神社」より)
新編武蔵風土記稿による千束八幡神社の由緒
(馬込村)八幡社
地頭免除六畝二十九歩、村の飛地の内千束池の側にあり、古松樹数株繁茂して、社頭を覆ひ、又池に臨みし地なれば、景色もっとも勝れたり、本社は二間四方にして、拝殿二間半に三間、前に石階十六級ありて、其下に鳥居二基をたつ、勧請の年歴詳ならず。今村内の鎮守とせり、祭禮年々九月廿三日、社傍に庵室あり、観行院より僧を置守らしむ。
末社稲荷社。小祠なり。(新編武蔵風土記稿より)
千束八幡神社の周辺図