大原稲荷神社|世田谷区大原の神社

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大原稲荷神社|神官羽倉摂津守信邦が天明2年(1782)勧請

大原稲荷神社の概要

大原稲荷神社は、世田谷区大原にある稲荷神社です。大原稲荷神社は、天明2年(1782)5月伏見稲荷大社神官羽倉摂津守信邦が勧請したと伝えられます。当初羽倉稲荷と称していたところ、訛って”はぐさ稲荷”と称されるようになったといいます。

大原稲荷神社
大原稲荷神社の概要
社号 稲荷神社
祭神 稲倉魂大神
相殿 -
境内社 大鳥神社
祭日 例大祭9月14・15日
住所 世田谷区大原2-29-21
備考 -



大原稲荷神社の由緒

大原稲荷神社は、天明2年(1782)5月伏見稲荷大社神官羽倉摂津守信邦が勧請したと伝えられます。当初羽倉稲荷と称していたところ、訛って”はぐさ稲荷”と称されるようになったといいます。

せたがや社寺と史跡による大原稲荷神社の由緒

稲荷神社(はぐさ稲荷)
祭神稲倉魂大神、天明2年(1782)5月伏見稲荷大社神官羽倉摂津守信邦の直書により、勧請したと伝える。よって羽倉稲荷と称したが訛って”はぐさ稲荷”と呼ばれるようになった。旧社殿は安政年間の造営で、境内地は414坪であったと古記にみえる。付近の人々の尊崇を受けていたが.明治年間より大原町、代田町の一部の鎮守となり、昭和16年の記録には氏子55戸となっている。現社殿は昭和7年の改築になるものである。神宝として天保15年
(1844)銘の社旗を蔵する。祭礼日は9月14・15日である。末社大鳥神社の酉の市は京王沿線を中心に著名である。神社より熊手を頒布する外、境内に熊手市が立ち、奉納の提灯が200以上もつらなり、かなりのぎわいを示すという。(せたがや社寺と史跡より)


大原稲荷神社の周辺図