弦巻神社|八幡社、天神社を稲荷社の地に合祀
弦巻神社の概要
弦巻神社は、世田谷区弦巻にある神社です。弦巻神社は、弦巻にあった八幡社、天神社、稲荷社を明治41年、稲荷社の地(当地)に合祀して、明治41年弦巻神社と称したといいます。
社号 | 弦巻神社 |
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祭神 | 宇迦之御魂神、応神天皇、菅原道真公 |
相殿 | - |
境内社 | - |
祭日 | - |
住所 | 世田谷区弦巻3-18-22 |
備考 | - |
弦巻神社の由緒
弦巻神社は、弦巻にあった八幡社、天神社、稲荷社を明治41年、稲荷社の地(当地)に合祀して、明治41年弦巻神社と称したといいます。
せたがや社寺と史跡による弦巻神社の由緒
祭神応神天皇、稲荷大神、菅原道真を祀る。鎮座の由来は不明であるが「新編武蔵風土記稿」には「八幡社三段五畝除地小名山谷ニアリ、ワヅカナル祠ナリ、鎮座ノ年月ハ詳ニセザレドモ、古ヘ鶴ヶ岡八幡社領ナリシユヘ、ソレラノコトニヨリ此社ヲ建シニヤ、天神社除地八段、小名向ニアリ、ワヅカナル小祠、稲荷社除地一畝十五歩同ジアタリニアリ、ワヅカナル祠ナリ、以上ノ四祠イヅレモ村民ノ持Jと記事がある。明治41年合祠の議がおこり、中央の稲荷社に合祠して弦巻神社と総称することとなった。その後大正5年11月15日拝殿を造営し、弦巻全地域の氏神として維持され現在に至る。境内602坪(1986.6m2)の内に神楽殿、社務所あり、祭礼は10月8日に行なわれる。(せたがや社寺と史跡より)
弦巻神社護持会掲示による弦巻神社の由緒
弦巻神社は三柱が合祀されております
古えの弦巻の各村落にはそれぞれ、村人が崇敬し祭った社がありました。
「新編武蔵風土記稿」(天保元年刊行)に、
「それぞれ小さな祠で、村民の持ちである。そのはじまりは、年月不詳である。」と記されています。
明治四十一年の小社合祀の法により現在地に祀られていた稲荷社に向天神社(弦巻1-1)と八幡社(弦巻4-33)を併せ、弦巻神社として大正五年十一月十五日遷座祭を営修し、弦巻の地を鎮め守る氏神として、弦巻在住の皆様の崇敬をいただいております。(弦巻神社護持会)
新編武蔵風土記稿による弦巻神社の由緒
(弦巻村)
八幡社
三段五畝除地、小名山谷にあり、わづかなる祠なり、鎮座の年月を詳にせざれども、古へ鶴ヶ岡八幡社領なりしゆへ、それらのことにより此社を建しにや
天神社
除地八段、小名向にありわづかなる小祠なり、
稲荷社
除地一畝十五歩、同じあたりにあり、是も小祠
稲荷社
除地一段五畝、小名本村にあり是もわづかなる祠なり、以上の四祠いづれも村民の持(新編武蔵風土記稿より)
弦巻神社の周辺図