稲荷塚古墳|喜多見古墳群、七世紀末の円墳
稲荷塚古墳の概要
稲荷塚古墳は、世田谷区喜多見にある史跡で、喜多見古墳群の一つです。稲荷塚古墳は、直径13m、高さ2.5mの円墳で、古墳時代後期七世紀末に造られたといいます。
名称 | 稲荷塚古墳 |
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みどころ | - |
区分 | 史跡 |
住所 | 世田谷区喜多見4-7 |
備考 | 喜多見古墳群の一つ |
稲荷塚古墳
稲荷塚古墳は、直径13m、高さ2.5mの円墳で、古墳時代後期七世紀末に造られたといいます。
世田谷区教育委員会掲示による稲荷塚古墳について
この古墳は、直径十三メートル、高さ約二、五メートルの円墳で、周囲に幅二、五メートルの周溝をめぐっている。
長さ六メートルの横穴式石室は、凝灰岩切石で羽子板形に築造されている。調査は昭和三十四年と昭和五十五年に行われ、石室内から圭頭大刀、直刀、刀子、鉄鏃、耳環、玉類、土師器、須恵器が出土している。出土品は、昭和六十年二月十九日に区文化財に指定され、世田谷区立郷土資料博物館に展示されている。
古墳時代後期七世紀の砧地域の有力な族長墓と考えられる。(世田谷区教育委員会掲示より)
稲荷塚古墳の周辺図