壽光山浄因寺|黒田藩士の菩提寺、大正13年麻布三河台から移転
浄因寺の概要
浄土真宗本願寺派寺院の浄因寺は、壽光山と号します。浄因寺の創建年代は不詳ですが、黒田藩士の菩提寺として麻布三河台にありました。大正13年(1924)当地へ移転しています。
山号 | 壽光山 |
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院号 | - |
寺号 | 浄因寺 |
住所 | 世田谷区北烏山5-11-1 |
宗派 | 浄土真宗本願寺派 |
葬儀・墓地 | 檀家の方のみ |
備考 | - |
浄因寺の縁起
浄因寺の創建年代は不詳ですが、黒田藩士の菩提寺として麻布三河台にありました。大正13年(1924)当地へ移転しています。
せたがや社寺と史跡による浄因寺の縁起
浄因寺はもともと虎ノ門のはずれにあり、福岡・黒田藩士の菩提寺であった。版籍奉還により江戸詰の藩士が四散すると寺も荒廃したが、築地御坊にあった円光寺が烏山寺町に移転する際に円光寺住職(先代)は円光寺を熊谷に移し、自らは浄因寺住職となった。
寺に関する詳細のことは不明であるが、現住職によれば、真宗ではあるが本願寺派であるかどうかまぎらわしく、むしろ円光寺の方が寺格が高いとのことである。
浄因寺の墓地の中には士族のものが多く、菊の紋章を付け風格をあらわしているものもあるといわれ、近年では華道の安達流の家元の墓もある。(せたがや社寺と史跡より)
浄因寺の周辺図