正蓮寺|世田谷区三軒茶屋にある浄土真宗本願寺派寺院

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白龍山正蓮寺|明治43年白金台町から移転

正蓮寺の概要

浄土真宗本願寺派の正蓮寺は、白龍山と号します。正蓮寺は、竹岡長円(元禄10年1688年没)が開山となり、明暦3年(1657)白金台町に創建、明治43年当地へ移転したといいます。

正蓮寺
正蓮寺の概要
山号 白龍山
院号 -
寺号 正蓮寺
住所 世田谷区三軒茶屋1-10-11
本尊 阿弥陀如来像
宗派 浄土真宗本願寺派
葬儀・墓地 -
備考 -



正蓮寺の縁起

正蓮寺は、竹岡長円(元禄10年1688年没)が開山となり、明暦3年(1657)白金台町に創建、明治43年当地へ移転したといいます。

せたがや社寺と史跡による正蓮寺の縁起

正蓮寺
浄土真宗本願寺派に所属し、白龍山正蓮寺と称する。本尊阿弥陀如来、開山は竹岡長円で元禄10年 (1688)11月21日没した。創建は明暦3年(1657)と伝えられているが、「御府内備考」巻之百三によれば白金台町3丁目に3坪 (10m2)ほどの土地所有の記事がある。
「一、八拾五坪 浄土真宗本願寺末正蓮寺持
右町内南側ニ有之、明暦三酉年五月八日古跡ニ被仰付候共、御年貢諸役者町並之通同寺ヨリ相勤申候」
「一、抱屋鋪三拾六坪五合八勺三才同寺持
右町内南側表之方地続ニ有之、地所之儀者弥兵衛と申者仮名題ニ而古来ヨリ同年ニ而所持致来候得共、寛政八辰年(1796)四月中同寺直名前ニ仕度旨寺社御奉行板倉周防守様え奉願上候処、屋鋪御改筒井次左衛門様え御添翰被成下、同五月二日御同所ニ而願之通被仰付候尤御年貢諸役者町並之通同寺ヨリ相勤申候」とある。寺の創立時は不明であるが、明暦3年以来白金台町3丁目に土地を所有していたことは明瞭である。
寺は道路拡張により明治43年4月当所に転入、建築し現在化至る。境内600坪(1980㎡) 本堂500 (1650㎡) 、庫裡100坪(330㎡)である。(せたがや社寺と史跡より)


正蓮寺の周辺図