八兵衛稲荷神社|失火を悔いて以来防火活動を続けた八兵衛を祀る
八兵衛稲荷神社の概要
八兵衛稲荷神社は、新宿区若松町にある稲荷神社です。八兵衛稲荷神社は、江戸時代初期に当地に住んでいた八兵衛が失火を悔いて以来防火活動を続けていたことから、八兵衛の死後、八兵衛の住居地に八兵衛を祀ったといいます。
社号 | 稲荷神社 |
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祭神 | 倉稲魂命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 新宿区若松町31 |
祭日 | - |
備考 | - |
八兵衛稲荷神社の由緒
八兵衛稲荷神社は、江戸時代初期に当地に住んでいた八兵衛が失火を悔いて以来防火活動を続けていたことから、八兵衛の死後、八兵衛の住居地に八兵衛を祀ったといいます。
東京都神社名鑑による八兵衛稲荷神社の由緒
江戸時代初期、若松町の住民八兵衛の住宅に稲荷神社を創建。昭和二年社殿を改築、三の日を縁日とし賑わう。今次戦災にて全焼。(東京都神社名鑑より)
境内掲示による八兵衛稲荷神社の由緒
今を去る約二百六十年前徳川中期の頃当地に町人八兵衛と云う人が居りました。ある日自分の過失から火事を出してしまいました。八兵衛は近隣に迷惑をかけた事を悔い毎日毎夜町内を「火の用心」「火の用心」と廻って歩きました。
それからというものこの若松町には大きな火事がほとんどなくなりました。
八兵衛の死後町内有志が稲荷神社を建て八兵衛をまつったのです。
この事を伝え聞いた時の町奉行は将軍家に奏上し正一位を贈り八兵衛をたたえたのです。(境内掲示より)
八兵衛稲荷神社の周辺図