銀樹山林光寺|新宿区南元町にある浄土真宗本願寺派寺院
林光寺の概要
浄土真宗本願寺派寺院の林光寺は、銀樹山真教院と号します。創建年代は不詳ですが、但馬国生野銀山に天台宗清浄光寺として創建、五世円全の代に浄土真宗へ宗旨を改めています。慶長18年(1613)二十一世永眼が松平忠輝の招きにより赤坂一つ木村(赤坂見附付近)へ移転、寛永元年(1624)寺号を現寺号へ改めました。明暦元年(1655)寺地が御用地となり、当地へ移転しています。
山号 | 銀樹山 |
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院号 | 真教院 |
寺号 | 林光寺 |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
住所 | 新宿区南元町15-3 |
宗派 | 浄土真宗本願寺派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
林光寺の縁起
林光寺の創建年代は不詳ですが、但馬国生野銀山に天台宗清浄光寺として創建、五世円全の代に浄土真宗へ宗旨を改めています。慶長18年(1613)二十一世永眼が松平忠輝の招きにより赤坂一つ木村(赤坂見附付近)へ移転、寛永元年(1624)寺号を現寺号へ改めました。明暦元年(1655)寺地が御用地となり、当地へ移転しています。
林光寺所蔵の文化財
- 林光寺の歴代宗主銘(新宿区指定有形文化財)
- 林光寺の高僧先達連座画像(新宿区登録有形文化財)
- 林光寺の太子・高僧画像(新宿区登録有形文化財)
- 林光寺文書(新宿区登録有形文化財)
林光寺の歴代宗主銘
中央上部に親鸞上人を記し、以下信如上人から文如上人までの浄土真宗の歴代宗主の名を墨書した掛軸で、西本願寺の准如の筆になるものである。慶長7年(1602)の製作である。(新宿区教育委員会掲示より)
林光寺の高僧先達連座画像
聖徳太子・小野妹子・蘇我馬子ら我国の仏教の先達と、源空・源信・親鸞ら高僧の肖像を配した画像で、その配置は林光寺独自の様式によっている。下地の絹と衣服の描き方から、南北朝時代(14世紀後半)の作と推定され、区内では貴重な中世絵画である。(新宿区教育委員会掲示より)
林光寺の太子・高僧画像
親鸞・蓮如・聖徳太子および七人の高僧を描いた四幅の画像で、寛延3年(1750)紀州七代藩主徳川宗将が奉納したものである。(新宿区教育委員会掲示より)
林光寺文書
林光寺に伝来する古文書・古記録類で、寛政元年(1789)から大正時代におよぶ64点である。
中には隣接していた紀州家上屋敷との関係を示す史料も含まれる。(新宿区教育委員会掲示より)
林光寺の周辺図