松ノ木遺跡復原住居|古墳時代後期住居址を推定復原
松ノ木遺跡復原住居の概要
松ノ木遺跡復原住居は、杉並区松ノ木にある名所・史跡です。松ノ木遺跡復原住居は、松ノ木遺跡の地に復原された竪穴式住居です。松ノ木遺跡は、旧石器時代から古墳時代にかけての区内最大級規模の複合遺跡で、明治時代に発見されました。当地に保存されている竪穴式住居跡は、杉並区遺跡保存会により昭和29年に発見されたもの、復原住居は、方南峰遺跡で発掘された古墳時代後期住居址を推定復原したものだといいます。
名称 | 松ノ木遺跡復原住居 |
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みどころ | 史跡 |
入場時間 | - |
入場料 | 無料 |
住所 | 杉並区松ノ木1-3松ノ木運動場 |
備考 | - |
松ノ木遺跡復原住居
松ノ木遺跡復原住居は、松ノ木遺跡の地に復原された竪穴式住居です。松ノ木遺跡は、旧石器時代から古墳時代にかけての区内最大級規模の複合遺跡で、明治時代に発見されました。当地に保存されている竪穴式住居跡は、杉並区遺跡保存会により昭和29年に発見されたもの、復原住居は、方南峰遺跡で発掘された古墳時代後期住居址を推定復原したものだといいます。
杉並区掲示による古代住居跡について
古代住居跡
昭和29年4月杉並区遺跡保存会により発掘された古墳時代(約1400年前)の竪穴住居跡です。
東西5.3m、南北3.9mの長方形で南側の入口わきに「かまど」があるのがめずらしく、また竪穴の位置が、普通と違うので建築史学上貴重な資料とされました。昭和43年12月、補強工事の際まわりの壁、出入口、かまどなどを復元しました。(杉並区教育委員会掲示より)
境内掲示による松ノ木遺跡復原住居について
古墳時代の住居と生活
この復原住居は、方南峰遺跡で発掘された古墳時代後期(6世紀頃)の住居址を推定復原したもので、武蔵野台地における典型的な庶民の住居の形をしています。一辺が約5m、床まで約50cm方形に掘られ、屋根は住居内にある4本の柱で支えられています。北側には粘土で「カマド」が作られ、その東側には貯蔵穴(食物貯蔵庫)があり、古墳時代の特徴を示しています。(境内掲示より)
松ノ木遺跡復原住居の周辺図