照念山長円寺|讃誉牛秀上人開山
長円寺の概要
浄土宗寺院の長円寺は、照念山月崇院と号します。長円寺は、大善寺初世の讃誉牛秀上人(慶長10年1605年寂)が開山したといいます。
山号 | 照念山 |
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院号 | 月崇院 |
寺号 | 長円寺 |
住所 | 八王子市大楽寺町281 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
長円寺の縁起
長円寺は、大善寺初世の讃誉牛秀上人(慶長10年1605年寂)が開山したといいます。
新編武蔵風土記稿による長円寺の縁起
(大楽寺村)
長圓寺
除地、三段五畝、浄土宗、瀧山大善寺の末、照念山と號す、開山は本寺の瀧山大善寺の中興開山讃譽上人なり、起立の年月は詳ならず、されども讃譽は慶長十年に寂せし人と云は、推てしるべし、本堂五間に六間、本尊彌陀は信州善光寺の如来、四十八體の内なりと云、
十王堂。二間半四方、(新編武蔵風土記稿より)
「八王子市史」による長円寺の縁起
長円寺(大楽寺村―大楽寺町二八一)
照念山と号す。開山は讃誉牛秀で大善寺第一世である。
なお、前記のとおり日野市の大昌寺および欣浄寺も共に大善寺末であるが、特に大昌寺は大善寺と同開山で、同寺には寺宝として開山筆の「説法色葉書集」一〇巻が保存されている。(「八王子市史」より)
長円寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「八王子市史」