白峯山龍源寺|八王子市加住町にある曹洞宗寺院
龍源寺の概要
曹洞宗寺院の龍源寺は、白峯山と号します。龍源寺は、当地に土着した武田氏の旧臣大沢将監安政が開基となり、(少林寺を開山した)桂巌暁噋が開山しています。、当初は大沢神明神社地にあり、当地には大沢山松山寺があったそうです。
山号 | 白峯山 |
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院号 | - |
寺号 | 龍源寺 |
住所 | 八王子市加住町2-64 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
龍源寺の縁起
龍源寺は、当地に土着した武田氏の旧臣大沢将監安政が開基となり、(少林寺を開山した)桂巌暁噋が開山しています。当初は大沢神明神社地にあり、当地には大沢山松山寺があったそうです。(少林寺は単立寺院となっており現在は関わりありません)
新編武蔵風土記稿による龍源寺の縁起
(拝島領大澤村)
龍源寺
白峯山と號す、宗旨本寺前に同じ(曹洞宗、瀧山少林寺末)、客殿五間に七間、本尊釋迦立身の木像、長四尺許、開山桂巌暁噋慶長十四年正月廿日示寂、里正富五郎先祖の起立といふ、大澤を以て氏とす、甲州武田の家人なりしが、落去の後先祖此に土着して、當村を開墾せりといへり、されど舊記も所持なければ、事のよしを詳にしがたし、
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松山寺
大澤山と號す、曹洞の禅、瀧山少林寺寺末、本尊釋迦は木の坐像、長一尺許、二間に四間の堂に安ず、開山開基は詳かならず、
十二天社。境内北の方にあり、小社、免田五畝あり (新編武蔵風土記稿より)
「八王子市史」による龍源寺の縁起
龍源寺(大沢村―加住町二ノ六四)
少林寺末に属し、山号白峰山、大字大沢にある。寺伝では永禄年間(一五五八~一五七〇)の創立とあるが、その後廃を興して大沢将監安政の開基、開山は高乗寺第九世巌暁暾で本寺少林寺と同開山であり、慶長一九年(一六一四)正月二〇日の示寂である。また寺記によれば慶長二年(一五九七)八月二四日境内鎮守神明社へ八石五斗の朱印があったと伝えている。なお、この地には少林寺末の大沢山松山寺があったが、現在は廃寺となっている。(「八王子市史」より)
龍源寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「八王子市史」