和田地蔵堂|高蔵院の境外仏堂
和田地蔵堂の概要
真言宗智山派寺院の和田地蔵堂は、多摩市和田にある寺院です。和田地蔵堂の創建年代等は不詳ながら、かつては和田の南方愛宕山に奉安、上和田愛宕神社の本地仏だったのではないかといいます。寛永10年当地へ移転、高蔵院の境外仏堂です。
山号 | - |
---|---|
院号 | - |
寺号 | 地蔵堂 |
宗派 | 真言宗智山派 |
住所 | 多摩市和田1529-10 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
和田地蔵堂の縁起
和田地蔵堂の創建年代等は不詳ながら、かつては和田の南方愛宕山に奉安、上和田愛宕神社の本地仏だったのではないかといいます。寛永10年当地へ移転、高蔵院の境外仏堂です。
「多摩市史」による和田地蔵堂の縁起
【地蔵堂】上和田村字池田にあり、高蔵院持ちの堂舎。もとは愛宕山にあったもので、本導は勝軍地蔵。(「多摩市史」より)
新編武蔵風土記稿による和田地蔵堂の縁起
(上和田村)地蔵堂
年貢地、一畝許、字池田にあり、土人の話にこの堂仏は村の南方愛宕山にありしを、寛永十年ここに移せりと、よりて按に愛宕の本地は将軍地蔵なるに、この堂昔愛宕山にありしといへば、恐くは初めかの社の神體として、安置せしならんか、ことに今もかの愛宕社及び當所みな高蔵院の持なるも、おのづからいはれなきにもあらず、堂は三間四方なり、地蔵は立身にて長二尺五寸許なり。(新編武蔵風土記稿より)
和田地蔵堂の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「多摩市史」