浄叡山傳重寺|明前比丘が天正年間開基
傳重寺の概要
浄土宗寺院の傳重寺は、浄叡山と号します。傳重寺は、天正年間(1573-92)に明前比丘が開基したと伝えられ、源貞が慶長元年(1596)に開山したといいます。
山号 | 浄叡山 |
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院号 | - |
寺号 | 傳重寺 |
住所 | 町田市木曽西5-19-6 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
傳重寺の縁起
傳重寺は、天正年間(1573-92)に明前比丘が開基したと伝えられ、源貞が慶長元年(1596)に開山したといいます。
新編武蔵風土記稿による傳重寺の縁起
(木曾村)傳重寺
除地六段九畝二十三歩、これも本村にあり、浄土宗、瀧山大善寺末、浄叡山と號す、開山僧源貞慶長元年に草創す、本堂六間に七間、本尊彌陀の木像、長二尺五寸。(新編武蔵風土記稿より)
「町田市史」による傳重寺の縁起
伝重寺(木曾町)
所在地 町田市木曾町一四一四。
宗派 浄土宗、八王子大善寺末。
山寺号 浄叡山伝重寺。
開山 源貞、慶長元年(一五九六)に草創した。
本堂 間口六間、奥行五間半。向拝間口二間、奥行一間。寄棟亜鉛葺木造。
本尊 阿弥陀。長二尺五寸の木像。
庫裡 間口九間半、奥行六間、玄関とも合せて六〇坪。
門 石門
境内 八九〇坪。
天正年間(一五七三~九二)に明前比丘開基創建とも伝えるが、創草期には、鶴間円城寺のような小庵時代も経過したのであろう。(「町田市史」より)
傳重寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「町田市史」