清延山竹林寺|小川勘解由が開基、天江東岳開山
竹林寺の概要
曹洞宗寺院の竹林寺は、清延山と号します。竹林寺は、天江東岳が開山、小川勘解由が開基となり、金色山竹林寺と号して創建、明治維新後清延寺の地に竹林寺および真言宗般若寺を合寺して清延山竹林寺と改めたといいます。
山号 | 清延山 |
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院号 | - |
寺号 | 竹林寺 |
住所 | 青梅市梅郷2-322 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
竹林寺の縁起
竹林寺は、天江東岳(天正18年1590年寂)が開山、小川勘解由が開基となり、金色山竹林寺と号して創建、明治維新後清延寺の地に竹林寺および真言宗般若寺を合寺して清延山竹林寺と改めたといいます。
新編武蔵風土記稿による竹林寺の縁起
(下村)
清圓寺
境内除地八畝、小名杉平にあり、龍光山と號す、當寺も海禅寺の末山にて、天澤院と同じく、東岳が開きたる地なりと云、客殿七井仇に四間、本尊十一面観音の坐像長二尺餘なるを安置す。
秋葉祠。境内の山上にあり。
釋迦堂
小名堀ノ内にあり、五間半に九間、本尊は木の立身にして長三尺餘、作しれず、ここも僧東岳が起立せしよしをいへり、いかなるゆへにや天澤院寺領は附せられざるに、かへりて釋迦堂免として四石の御朱印を賜はれり、則ここも堂免地のうちなり。
別當竹林寺
釋迦堂の側にあり、金色山と號す、曹洞宗にて、二俣尾海禅寺の末なり。
般若寺
境内除地九畝十六歩、小名町谷にあり、瀧上山と號す、これも古義眞言宗にて金剛寺の末なり、開山開基および起立の年歴等詳ならず、客殿二間に五間、本尊彌陀の坐像長二尺なるを安ず。(新編武蔵風土記稿より)
「青梅市史」による竹林寺の縁起
竹林寺(清延山)
同じく下(現・梅郷二丁目)にあり、本尊は十一面観音菩薩である。開山はやはり天江東岳で、開基は小川勘解由と伝える。明治年間、清延寺に竹林寺および真言宗の般若寺を合寺して清延山竹林寺としたものである。本堂は慶応元年(一八六五)の再建である。(「青梅市史」より)
竹林寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「青梅市史」