永昌山慶徳寺|江戸時代初期には既に創建
慶徳寺の概要
曹洞宗寺院の慶徳寺は、永昌山と号します。慶徳寺の創建年代などは不詳ながら、江戸時代初期には既に創建していたといい、海禅寺十世家山東伝が元禄年間(1688-1703)に開山したといいます。
山号 | 永昌山 |
---|---|
院号 | - |
寺号 | 慶徳寺 |
住所 | 青梅市二俣尾5-1552 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
慶徳寺の縁起
慶徳寺の創建年代などは不詳ながら、高源寺と同様に江戸時代初期には既に創建していたといい、海禅寺十世家山東伝が元禄年間(1688-1703)に開山したといいます。
新編武蔵風土記稿による慶徳寺の縁起
(二俣尾村)慶徳寺
除地六畝十五歩、高源寺の並にあり、永昌山と號す、是も本寺同前(海禅寺)、客殿五間半に三間半南向、本尊釋迦の坐像にて長一尺五寸、開山前寺に同じ(海禅寺第十世家山東傳)
御靈社。寺の後の山にあり、當寺の除地は、この社のために免除せられしものなりと云、社記を傳へざれば其詳なることをしらず。(新編武蔵風土記稿より)
「青梅市史」による慶徳寺の縁起
慶徳寺(永昌山)
二俣尾・平溝(現二俣尾五丁目)にあり、本尊は釈迦如来である。前記同様元禄ごろ家山東伝が開山である。開山以前の寛永八年(一六三一)七月海雲寿林なる前住僧が示寂したと伝えている。(「青梅市史」より)
慶徳寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「青梅市史」