慈雲山正法院|下谷神社のもと別当寺
正法院の概要
天台宗寺院の正法院は、慈雲山長栄寺と号します。正法院は、天平2年(730)行基により下谷に神仏習合寺院として創建されました。神仏分離令により下谷稲荷(現下谷神社)を分離し、その後当地に移転しました。
山号 | 慈雲山 |
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院号 | 正法院 |
寺号 | 長栄寺 |
住所 | 豊島区西巣鴨4-8-1 |
宗派 | 天台宗 |
本尊 | 聖観世音菩薩 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 旧下谷稲荷(現下谷神社)別当 |
正法院の縁起
正法院は、天平2年(730)行基により下谷に神仏習合寺院として創建されました。神仏分離令により下谷稲荷(現下谷神社)を分離し、その後当地に移転しました。
「豊島の寺院」による正法院の縁起
天平2年(730)行基菩薩により下谷の岡に神仏習合寺院として創立、寛永4年(1627)寛永寺創建のため、山王台下に移転。寛文8年(1668)の大火で類焼を免れたところから「火伏観音」として信仰を集める。元禄11年(1698)上野屏風坂に移転。元文2年(1737)車坂に移転。慶応4年(1868)神仏分離令により下谷稲荷(正法院稲荷)を分離。明治38年(1905)下谷区車坂町32より巣鴨村大字巣鴨字庚申塚450(現在地)に移転(「豊島の寺院」より)
正法院の周辺図