谷上山保福寺。稲毛六阿弥陀、都筑橘樹二十四ヵ所地蔵霊場
保福寺の概要
曹洞宗寺院の保福寺は、谷上山と号します。保福寺は、中田加賀守某が開基となり、八王子心源院第六世春悦が開闢、その後春悦が小机雲松院の住僧楞室(寛永15年1638年寂)に譲ったことから、楞室が開山となったといいます。稲毛六阿弥陀1番、都築橘樹酉年地蔵尊霊場12番です。
山号 | 谷上山 |
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院号 | - |
寺号 | 保福寺 |
住所 | 横浜市港北区日吉4-16-2 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
保福寺の縁起
保福寺は、中田加賀守某が開基となり、八王子心源院第六世春悦が開闢、その後春悦が小机雲松院の住僧楞室(寛永15年1638年寂)に譲ったことから、楞室が開山となったといいます。
新編武蔵風土記稿による保福寺の縁起
(矢上村)保福寺
村の中ほどにあり、谷上山と號す、曹洞宗小机村雲松院の末山なり、開基は中田加賀守某なり、八王子心源院第六世の僧春悦開闢なれば、もとより心源院の末に属せり、然るに春悦後に當寺をもて小机雲松院の住僧楞室へゆつり與へしが、今楞室をもて開山とし雲松院の末寺とはなれり、楞室は寛永十五年七月二十九日寂せり、客殿七間半に六間半、本尊阿彌陀を安置す。 (新編武蔵風土記稿より)
保福寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 観音霊場 | 観音、お開帳、巡礼、札所
参考資料
- 新編武蔵風土記稿