龍澤山保壽院。武相卯歳観音霊場四十八ヶ所
保壽院の概要
曹洞宗寺院の保壽院は、龍澤山と号します。保壽院は、徳川家康に仕えていた小山村の領主荒川長兵衛重世が母の追福の為に創建、英顔鱗哲(慶長2年1597年寂)が開山したといいます。武相卯歳観音霊場四十八ヶ所2番札所です。
山号 | 龍澤山 |
---|---|
院号 | 保壽院 |
寺号 | - |
本尊 | 釈迦無尼佛像 |
住所 | 横浜市緑区小山町436 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
保壽院の縁起
保壽院は、徳川家康に仕えていた小山村の領主荒川長兵衛重世が母の追福の為に創建、英顔鱗哲(慶長2年1597年寂)が開山したといいます。開山の英顔麟哲は、当寺のほか長津田大林寺・大曾根大乗寺・宮山興全寺・小谷福泉寺・東富岡龍珊寺を開山しています。
新編武蔵風土記稿による保壽院の縁起
(小山村)保壽院
除地、一町三段十五歩、此外山林水田九段十七歩、村の東にあり、禅宗曹洞派、相州愛甲郡三田村清源院の末寺、當寺は昔荒川長兵衛重世東照宮に仕え奉りて、當村を采邑に賜り、文禄年中重世母の追福の爲に、爰に此山を開て龍澤山と號す、客殿七間半に六間西向なり、本尊釋迦木の坐像長一尺許、開山英顔鱗哲慶長二年七月二日寂す。
鐘楼。一間半四方、寶暦三年の銘文あり。(新編武蔵風土記稿より)
保壽院の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿