綾瀬北野神社|稲荷社・天神社、第六天社、八幡社を合併
綾瀬北野神社の概要
綾瀬北野神社は、足立区綾瀬にある北野神社です。北野神社の創建年代は不詳ですが、当地旧普賢寺村には稲荷社・天神社、第六天社、八幡社があり、これらを合祀し北野神社と称したといいます。
社号 | 北野神社 |
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祭神 | 菅原道真公 |
相殿 | 宇迦御魂之命 |
境内社 | 第六天社、八幡社 |
住所 | 足立区綾瀬2-23-14 |
備考 | - |
綾瀬北野神社の由緒
北野神社の創建年代は不詳ですが、当地旧普賢寺村には稲荷社・天神社、第六天社、八幡社があり、これらを合祀し北野神社と称したといいます。
「北野神社境内石碑」による綾瀬北野神社の由緒
祭神 菅原道真公、宇迦御魂之命
当神社創立の儀は人皇104代柏原天皇の御宇起源1164年永正岩元年8月にして葛西青砥村新義真言宗宝持院の開基し薬師如来を本尊とせる養福寺を建立し本寺を別当を定む。当時この地域に天神社稲荷社第六天社八幡社の祀あり右四社を合祀し養福寺の隣地を神域と定め社殿を建設し天神社稲荷社を奉斎し社号を北野神社と称し第六天社八幡社を境内末社に奉遷し普賢寺村全域の鎮守と定む。
然るに安政2年10月江戸大地震にて社殿悉く倒壊し当時氏子四十数戸にして再建し現在に至る。この間土地の発展と人類の幸福ととに御加護を垂させ給ひ御神徳は四方に普く光り輝き殊に氏子の信仰はますます深まり御神威愈々高く拝す。慈に明治百年の式典を記念し有志相挙って燈篭一基を奉献しこの碑を建立す。(北野神社境内石碑より)
「ブックレット足立風土記綾瀬地区」による綾瀬北野神社の由緒
北野神社(綾瀬2−23)
当社の宝物に雄獅子、雌獅子、中獅子の三体の獅子があります。戦前まで毎年5月15日を獅子祭と称し、神輿として町内を練り歩きました。言い伝えによると、江戸時代の終わり頃、江戸近郊の村々が競って祭神輿を求めた時、普賢寺では一風変わった神輿を、との思いから神輿獅子となったといいます。広い辻に出ると、雄獅子、雌獅子は真正面から激突しもみあいました。こうした姿から「けんか獅子」と呼ばれました(石出吉蔵「普賢寺のけんか獅子」)。(「ブックレット足立風土記綾瀬地区」より)
新編武蔵風土記稿による綾瀬北野神社の由緒
(普賢寺村)
稲荷社
村の鎮守なり。
末社。天神社
第六天社
八幡社
以上三社養福寺持 (新編武蔵風土記稿より)
綾瀬北野神社所蔵の文化財
- 北野神社石祀型庚申塔(足立区登録有形民俗文化財)
綾瀬北野神社の周辺図