安龍山増福寺|二ツ家を開発した平田利兵衛が開基、荒綾八十八ヶ所
増福寺の概要
真言宗室生寺派の増福寺は、安龍山正法院と号します。増福寺は、二ツ家を開発した平田利兵衛が開基、慶龍和尚が開山となり、正和元年(1615)創建したといいます。荒綾八十八ヶ所霊場49番札所です。
山号 | 安龍山 |
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院号 | 正法院 |
寺号 | 増福寺 |
住所 | 足立区青井2-32-8 |
本尊 | 阿弥陀如来立像 |
宗派 | 真言宗室生寺派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 荒綾八十八ヶ所霊場49番札所 |
増福寺の縁起
増福寺は、二ツ家を開発した平田利兵衛が開基、慶龍和尚が開山となり、正和元年(1615)創建したといいます。
「ブックレット足立風土記綾瀬地区」による増福寺の縁起
増福寺(青井2−32)
真言宗豊山派の寺で、安龍山正法院増福寺と号しています。本尊は阿弥陀如来です。当寺は、1615(正和元)年に、慶龍和尚により開山されたと伝えられています。二ツ家を開発した平田、若菜両家の菩提寺で、その一人、平田利兵衛による開基と伝えられています。
不動講
当寺には、不動明王坐像が安置されています。1972(昭和47)年ころから、毎月28日に、この像の前に檀家の人たちが集まって、不動講を開いています。集まるとお経を唱え、その後に茶話会を行い、地域の絆を深めています。(「ブックレット足立風土記綾瀬地区」より)
足立風土記資料寺院明細による増福寺の縁起
中本寺西新井大師総持寺門徒 東京府管轄武州足立郡保木間村 安龍山 増福寺 創立年暦并開山不詳、寺格無之
但当寺住無之、東京府管轄同国同郡西新井村西新井大師総持寺住職堅渓兼務
境内、3畝1歩、但除地。檀家 13軒。門末、無之。庵室等、無之。(足立風土記資料寺院明細より)
新編武蔵風土記稿による増福寺の縁起
(保木間村)
増福寺
新義真言宗、西新井村惣持寺末、安立山正法院と號す、本尊弥陀空也上人の作なり、左右に弘法大師の作れる薬師・不動の二體を置く、開山を慶龍と號す。(新編武蔵風土記稿より)
増福寺の周辺図