信楽山正安寺|浅草蔵前に創建、昭和6年当地へ移転
正安寺の概要
浄土宗寺院の正安寺は、信楽山涅槃院と号します。正安寺は、参連社縁誉満雪上人(寛永14年寂)が開山となり元和2年(1616)浅草蔵前に創建、寛永13年に浅草新寺町(現台東区東上野6-1)へ移転したといいます。関東大震災で被災し、昭和6年当地へ移転しました。境内には、ぽっくり地蔵、七福神、ねはん会館などがあります。
山号 | 信楽山 |
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院号 | 涅槃院 |
寺号 | 正安寺 |
住所 | 足立区東伊興4-3-3 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | ねはん会館で葬儀の一般利用可能 |
備考 | 竹の塚霊園にて墓苑募集中 |
正安寺の縁起
正安寺は、参連社縁誉満雪上人(寛永14年寂)が開山となり元和2年(1616)浅草蔵前に創建、寛永13年に浅草新寺町(現台東区東上野6-1)へ移転したといいます。関東大震災で被災し、昭和6年当地へ移転しました。
「ブックレット足立風土記伊興地区」による正安寺の縁起
正安寺
浄土宗。山号は普賢山新幡随院。本尊は阿弥陀如来。五代将軍綱吉の生母桂昌院を中心とした本荘家の墓碑、関口流柔術の開祖関口弥太郎の墓、怪談・牡丹灯籠の碑、後深草法皇尊像の厨子などがある。(「ブックレット足立風土記伊興地区」より)
御府内寺社備考による正安寺の縁起
増上寺末 浅草新寺町 信楽山涅槃院正安寺 境内拝領地750坪内門前町谷有之
当寺起立之儀は元和2年ニ而旧地は浅草御蔵前ニ御座候処、御用地ニ相成、寛永13年霜月16日当所ヘ転地被仰付、古跡ニ順シ拝領仕候。
開山参連社縁誉満雪上人、寛永14年4月3日寂ス。
中興照蓮社顕誉岳和尚、享保20年5月2日寂ス。
本尊阿弥陀如来 丈3尺5寸木立像、定朝之作(御府内寺社備考より)
正安寺の周辺図