功徳山天龍寺|品川に創建、明治以降当地へ移転
天龍寺の概要
曹洞宗寺院の天龍寺は、功徳山と号します。天正9年氷見和尚が品川に創建(瑞雲山天龍寺)しましたが、江戸城登城に不便だったので、慶長15年湯島に移転、万治2年下谷坂本へ再転したといいます。明治以降当地へ移転しました。
山号 | 功徳山 |
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院号 | - |
寺号 | 天龍寺 |
住所 | 足立区東伊興1-2-13 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
天龍寺の縁起
天龍寺は、天正9年氷見和尚が品川に創建(瑞雲山天龍寺)しましたが、江戸城登城に不便だったので、慶長15湯島に移転、万治2年下谷坂本へ再転したといいます。明治以降当地へ移転しました。
「ブックレット足立風土記伊興地区」による天龍寺の縁起
天龍寺
曹洞宗。山号は功徳山天龍寺。本尊は釈迦牟尼仏。(「ブックレット足立風土記伊興地区」より)
御府内寺社備考による天龍寺の縁起
駿河国有度郡大谷村大正寺末 下谷坂本 功徳山天龍寺、境内拝領地1500坪。
起立之儀は、開山一庭氷見和尚、天正年於品川寺地拝領仕。慶長15年湯島へ替地被仰付、又候万治2年当地ヘ替地候、仰付候。
開山一庭氷見和尚、慶長18年12月3日寂。
開基当寺2世養山厳育和尚、寛永5年6月23日卒。
客殿、本尊釈迦如来、本座像当山2世厳育和尚彫刻台座高サ2尺8寸5分。普賢菩薩、文殊菩薩。
鐘楼堂9尺四方、大鐘。右は元禄16暦黄梅29日当寺9代大遷独髄和尚建立。
(中略)
品川天龍寺(瑞雲山天龍寺)ハ同末にて総寧寺借地引払後に起立御座候。本尊裏書ハ船後光に記し有しか焼失せしと云。(御府内寺社備考より)
天龍寺の周辺図