青蓮山阿弥陀院|荒綾八十八ヶ所
阿弥陀院の概要
新義真言宗寺院の阿弥陀院は、青蓮山阿弥陀院と号し、江戸時代の初期、寛永年間(1624-43)の創建といわれます。荒綾八十八ヶ所霊場掛番所です。
山号 | 青蓮山 |
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院号 | 阿弥陀院 |
寺号 | - |
住所 | 足立区保木間4-17-13 |
宗派 | 新義真言宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 荒綾八十八ヶ所霊場掛番所 |
阿弥陀院の縁起
阿弥陀院は、江戸時代の初期、寛永年間(1624-43)の創建といわれます。
足立区仏教会資料による阿弥陀院の縁起
当院は、青蓮山阿弥陀院と号し、本尊は阿弥陀如来を安置す。境内地は343坪、建物は本堂20坪、庫裡は延べ58坪あり。
当院は、江戸時代の初期、寛永年間(1624-43)に須賀外記が創立したと伝えられるが、詳細は不明である。門を入ると右側に子育地蔵(別名「いぼとり地蔵」)があり、左側には檀信徒の希望で昭和54年に水子地蔵が建立されている。さらに奥に、大地蔵と観世音菩薩が祭られている。
恒例の行事としては、2月17日の観音講、それにつづいて4月3日の大般若講があり、これらの行事は町内の住人によって招福除災の供養が行われ今日に至っている。
昭和35年ころより永年にわたって墓地の整備に着手し、檀信徒の協力で全墓石を南向きに配列し、明るい墓地環境をつくり、四季おりおりの花が咲き人々の心をなごませている。
足立風土記資料寺院明細による阿弥陀院の縁起
中本寺西新井大師総持寺門徒 東京府管轄武蔵国足立郡保木間村 青蓮山阿弥陀院
創立年暦并開山不詳、寺格無之。
但当住無之、東京府管轄同国同郡同村玉蔵院住職空眼兼務。
境内、6畝歩、但除地。檀家、13軒。門末、無之。庵室等、無之。
新編武蔵風土記稿による阿弥陀院の縁起
(保木間村)
阿弥陀院
青蓮山安養寺と號す、元禄八年の水帳に教圓坊と載たるは、當寺の事なりと云、本尊は弥陀を安ず
熊野社(新編武蔵風土記稿より)
阿弥陀院の周辺図