一心専念山龍岩寺|荒綾八十八ヶ所
龍岩寺の概要
浄土宗寺院の龍岩寺は、一心専念山無量寿院と号します。龍岩寺は、年誉伝秀が寛永16年(1639)開山したといいます。荒綾八十八ヶ所霊場3番です。
山号 | 一心専念山 |
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院号 | 無量寿院 |
寺号 | 龍岩寺 |
住所 | 足立区辰沼2-11-22 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
龍岩寺の縁起
龍岩寺は、年誉伝秀が寛永16年(1639)開山したといいます。
「足立風土記資料花畑地区」による龍岩寺の縁起
龍岩寺
浄土宗のお寺で、一心専念山無量寿院龍岩寺と号しています。1872(明治5)年の「浄土宗本末一派寺院明細帳」によれば、1639(寛永16)年8月、年誉伝秀により開山とあり、1877(明治10)年の「浄土宗明細簿」によると、了門により開山されたとあり、定かではありません。
本尊は、阿弥陀如来像で、足立の新六阿弥陀の一つとなっています。
子育観音菩薩
庫裏の北にあたるお堂に安置し、母子健全を祈願しています。この子育観音には、1657(明暦3)年の大火で台座が燃えたとあり、そのため右足に少し傷が残っていると書き記されています。
春期農繁期保育所跡
1954(昭和29)年6月15日から、区内四か所に春期農繁期保育所を設置し、各3名の保母がつき、子どもが安全に楽しく遊べることを目的に託児を行っていました。当寺境内にも定員100名の保育所が設置されました。(「区政のお知らせ」78)。(「足立風土記資料花畑地区」より)
新編武蔵風土記稿による龍岩寺の縁起
(辰沼新田)龍巌寺
浄土宗、埼玉郡垳村常念寺の末、田中山會公院と號す、本尊弥陀を安ず(新編武蔵風土記稿より)
龍岩寺の周辺図