天龍山正覚寺|元和2年に創建
正覚寺の概要
曹洞宗寺院の正覚寺は、天龍山と号します。正覚寺は、真言宗醍醐寺派洞口院として元和2年(1616)に創建、慶安2年(1649)橋場総泉寺10世粛州嶺厳が曹洞宗に宗旨を改め、中興したといいます。
山号 | 天龍山 |
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院号 | - |
寺号 | 正覚寺 |
住所 | 荒川区西日暮里5-8-7 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
正覚寺の縁起
正覚寺は、真言宗醍醐寺派洞口院として元和2年(1616)に創建、慶安2年(1649)橋場総泉寺10世粛州嶺厳が曹洞宗に宗旨を改め、中興したといいます。
新編武蔵風土記稿による正覚寺の縁起
正覚寺
同宗(禅宗)曹洞派橋場総泉寺末、天龍山と号す。開山粛州嶺巌、萬冶2年8月寂。本尊釈迦。
稲荷社。(新編武蔵風土記稿より)
正覚寺所蔵の文化財
- うすさま明王石像(荒川区登録文化財)
うすさま明王石像
うすさま」とは、梵語で、音訳して烏枢沙摩明王などと記す。不浄金剛・火頭金剛などと漢訳され、すべての不浄・障害を除く力をもつといわれる。当寺の石像も手水場(便所)の神様と伝えられ、像容は六臂で火焔を背にした憤怒形、上方には化仏がほどこされている。台石の文化14年(1817)の造像銘には「穢跡金剛陀羅尼壱千万篇供養塚」のほか、女性二人の戒名も刻まれている。
天龍山正覚寺は元和2年(1616)の創立。初め洞口院と称する真言宗醍醐寺派の寺院であった。慶安2年(1649)の十世粛洲嶺厳が中興、曹洞宗に改めて正覚寺と称した。(荒川区教育委員会)
正覚寺の周辺図