金亀山寶蔵院|豊島八十八ヶ所霊場、荒川辺八十八ヶ所霊場
寶蔵院の概要
新義真言宗の寶蔵院は金亀山寶蔵院地正寺と号します。寛永10年(1633)に没したちょう賢が開山となり創建したといいます。荒川辺八十八ヶ所霊場13番札所、豊島八十八ヶ所霊場68番札所です。
山号 | 金亀山 |
---|---|
院号 | 寶蔵院 |
寺号 | 地正寺 |
住所 | 荒川区西尾久3-16-19 |
宗派 | 新義真言宗 |
葬儀・墓地 | 蓮華会館 |
備考 | 荒川辺八十八ヶ所霊場13番札所、豊島八十八ヶ所霊場68番札所 |
寶蔵院の縁起
寶蔵院は、寛永10年(1633)に没したちょう賢が開山となり創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による寶蔵院の縁起
宝蔵院
新義真言宗、田端村与楽寺末、金亀山地正寺と号す。本尊阿弥陀。
閻魔堂。(新編武蔵風土記稿より)
寶蔵院所蔵の文化財
- 阿弥陀三尊板碑(荒川区登録文化財)
阿弥陀三尊板碑
寶蔵院は、金亀山地正寺と号する。開山は寛永10年(1633)に没したちょう賢、明治の初期まで閻魔堂があったが、火災で失った。所蔵する板碑は、下部が欠けていて、年未詳であるが、阿弥陀三尊の種子と天蓋・瓔珞が施されている。そのほか、元禄4年の願文が納められている木造不動明王、近世の山水画などを所蔵する。境内には、ちょう賢を供養するために造られた寛永10年銘の宝篋印塔、一石で造られた一石五輪塔などがある。また、地蔵山墓地の同院管理墓地内には、万治元年(1658)銘ほか、四基の庚申塔が立っている。(荒川区教育委員会より)
寶蔵院の周辺図