花渓山道栄寺|文京区小日向にある曹洞宗寺院
道栄寺の概要
曹洞宗寺院の道栄寺は、花渓山と号します。道栄寺は、林泉寺三世久山全長和尚(寛文9年1669年寂)が開山となり茗荷谷に創建、享保16年(1732)当地へ移転したといいます。
山号 | 花渓山 |
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院号 | - |
寺号 | 道栄寺 |
住所 | 文京区小日向2-1-22 |
本尊 | 釈迦牟尼佛像 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
道栄寺の縁起
道栄寺は、林泉寺三世久山全長和尚(寛文9年1669年寂)が開山となり茗荷谷に創建、享保16年(1732)当地へ移転したといいます。
「小石川區史」による道栄寺の縁起
道榮寺
花渓山道榮寺。曹洞宗、茗荷谷林泉寺末。本尊釋迦牟尼佛。當寺開創の年月は明らかでないが、開山久山全長和尚(林泉寺三世)の遷化した年が寛文九年三月九日であるから、それ以前である事は疑ひがない。初めは茗荷谷良念寺、深光寺の傍にあつたが、第七世石鳳和尚の時代、享保十六年に桃井氏の寄進によつて現在の服部坂上に移轉した。文政年間には境内が千二百六十九坪あつたといふ。(「小石川區史」より)
東京名所図会による道栄寺の縁起
道榮寺は同町(小日向臺町)一丁目七十四番地に在り。花渓山と號す。曹洞宗にして林泉寺末なり。表門に掲げし花渓山の額には。濃山社多高妙峰蘆庵と落款しあり。當寺に安置せる聖観世音は。秩父第十二番旗下山慈眼寺の模造なりといふ。(東京名所図会より)
道栄寺の周辺図
参考資料
- 「小石川區史」
- 東京名所図会