新木香取神社|我孫子市新木の神社
新木香取神社の概要
新木香取神社は、我孫子市新木にある神社です。新木香取神社の創建年代は不詳ながら、河村出羽守(1500年代)が当地の鎮守として奉祀したのではないかといいます。明治年間には村社に列格していました。
社号 | 香取神社 |
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祭神 | 経津主命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 千葉県我孫子市新木2598 |
祭日 | - |
備考 | - |
新木香取神社の由緒
新木香取神社の創建年代は不詳ながら、河村出羽守(1500年代)が当地の鎮守として奉祀したのではないかといいます。明治年間には村社に列格していました。
「我孫子市史」による新木香取神社の由緒
香取神社 新木二五九八
祭神 経津主命
草創年代は明らかでないが、『湖北村誌』には河村出羽守がこの地の産土として奉祀したものであろうと記している。それによれば当社の勧請は中世にさかのぼることになる。近世では、寛文十年(一六七〇)の「新木村畑方帳」に「字宮脇」の地名がみえ、旧来明神様とよばれてきた。
社地は手賀沼を望む台地にあって、沼へ下る途中七ツ井戸の一つに数えられる香取の井戸があり、鎌倉道といわれる古道もある。
明治の「神社明細帳」には、村社として、「社殿間数 間口五尺 奥行四尺」と記されている。この社殿が腐朽廃頽の状態であったところ、昭和二十一年に戦前の御真影奉蔵殿の譲与を得て修復された。
本殿は木造の向拝付で、石積の高い基壇上に建ち、虹梁蟇股に菊花紋章がみられる。
拝殿は、二間半と二間の規模の切妻造、鳥居は、大正七年建立の石造明神鳥居である。
なお、三峰社と天神宮が境内に合祀されている。
我孫子市域の香取社は三社、いずれも手賀沼に面したところに勧請されている。それは、佐原の香取が、古く揖取(かじとり)といわれ、水運と深くかかわっていたというのと関連することかもしれない。(「我孫子市史」より)
新木香取神社の周辺図
参考資料
- 我孫子市史