古戸天神社|我孫子市古戸の神社
古戸天神社の概要
古戸天神社は、我孫子市古戸にある神社です。古戸天神社の創建年代は不詳ながら、利根川沿岸の水田開発を行った村民らによって延享3年(1746)に創建したのではないかといいます。
社号 | 天神社 |
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祭神 | 菅原道真公 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 千葉県我孫子市古戸609 |
祭日 | - |
備考 | - |
古戸天神社の由緒
古戸天神社の創建年代は不詳ながら、利根川沿岸の水田開発を行った村民らによって延享3年(1746)に創建したのではないかといいます。
「我孫子市史」による古戸天神社の由緒
天神社(古戸六〇九)
祭神 菅原道真公
利根川沿岸の水田を見下す台地の東端に鎮座する。延享三寅年(一七四六)三月の棟札は社殿創建当初のものであろう。水田開発を行った人びとによって建立され、代々平馬家が祭祀に携ってきた社であるが、明治の「神社明細帳」には記載されていない。
現社殿は、弘化四年(一八四七)四月十五日の再建で、方二間の身舎に円柱を用い、入母屋造、向拝付、瓦葺である。そして、木部を紅殻塗りとし、屋根も赤色セメント瓦に葺き替えられている。内部は、奥壁中央に壇をつくり、壇上の小型流造社殿に木造彩色の天神像が安置してある。
像は、束帯姿の坐像で、笏を左手の掌に立て、右手の袖で上からおさえている。これは、変った笏の持ち方で、他に例がないのではあるまいか。台座は雲上の円座と考えられるが、斑の彩色となっているのは珍しい。(「我孫子市史」より)
古戸天神社の周辺図
参考資料
- 我孫子市史