根戸城跡。我孫子市根戸にある旧跡・名所
根戸城跡の概要
根戸城跡は、我孫子市根戸にある名所旧跡です。根戸城跡は、手賀沼の奥まった上交通・陸上交通の要衝に位置します。築城時期や築城主などは不明ながら、突出した台地の先端部に築城され、二つの郭を東西に連ねた連郭形式で、ほぼその全体が現存しているといいます。
旧跡・名所名 | 根戸城跡 |
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みどころ | 史跡 |
入場時間 | - |
入場料 | - |
住所 | 我孫子市根戸3849 |
備考 | - |
根戸城跡の縁起
根戸城跡は、手賀沼の奥まった上交通・陸上交通の要衝に位置します。築城時期や築城主などは不明ながら、突出した台地の先端部に築城され、二つの郭を東西に連ねた連郭形式で、ほぼその全体が現存しているといいます。
境内掲示による根戸城跡について
根戸城跡
根戸城跡は、ほぼその全体が現存している城跡としては我孫子市内唯一のものです。太田道灌築城という伝説もありますが、築城時期や築城主などについてはっきりと判読できる文献資料がなく明らかになっていません。城は突出した台地の先端部に構築されています。構造は二つの郭を東西に連ねた連郭形式となっています。東側の主郭は台地の形状をしており、周囲に深さ約3mの空堀が巡っています。第二郭は主郭の西側に接し、やや南側にずれて構えられ長方形をしています。北側と西側には土塁と空堀が設けられています。
16世紀の北総地区は、後北条氏方の高城氏(松戸市・小金城)とそれに敵対する簗田氏(野田市・関宿城)や相馬氏(守谷氏・守谷城)が争っていました。根戸城付近である手賀沼の奥まったこの場所は、水上交通・陸上交通の要地として戦略上非常に重要な場所であったと考えられます。(我孫子市教育委員会掲示より)
根戸城跡の周辺図