古戸薬師堂|我孫子市古戸にある真言宗豊山派寺院
古戸薬師堂の概要
我孫子市古戸にある真言宗豊山派寺院の古戸薬師堂の創建年代は不詳ながら、『湖北村誌』に「当村西方の入口薬師堂前面の広場一円を木戸口と云ふ」とあることから村の中心部に祀られたのではないかと思われます。
山号 | - |
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院号 | - |
寺号 | - |
住所 | 我孫子市古戸578 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
古戸薬師堂の縁起
古戸薬師堂の創建年代は不詳ながら、『湖北村誌』に「当村西方の入口薬師堂前面の広場一円を木戸口と云ふ」とあることから村の中心部に祀られたのではないかと思われます。
「我孫子市史」による古戸薬師堂の縁起
薬師堂(古戸五七八)
『湖北村誌』には「当村西方の入口薬師堂前面の広場一円を木戸口と云ふ」と薬師堂の所在を記しているが、由緒来歴についてはふれるところがなく、堂は廃されて、その跡地に古戸青年館(もと公民館)が設置された。かくて、しばらく堂のないまま推移してきたが、昭和六十一年に新築をみた。建物は、正面一間側面二間、向拝付、切妻造、瓦葺である。
堂内には、中心に金彩の薬師如来像、左右に彩色の地蔵菩薩像と彩色の不動明王坐像が安置されている。それらのうち、不動像は玉眼で、台座に「布佐三丁目、大仏師、細井慶忠、御面彫刻、外修理仕、明治廿三年、三月吉日、当村施主、阿曽新、修覆仕侯」との朱漆銘がある。なお、他の二体は堂宇の建立に当って修理された。 (「我孫子市史」より)
古戸薬師堂の周辺図
参考資料
- 我孫子市史