笠森熊野神社|笠森観音堂建立に際し創建
笠森熊野神社の概要
笠森熊野神社は、長生郡長南町笠森にある神社です。笠森熊野神社は、長元元年(1028)の笠森観音堂建立に際して、大工が紀伊国熊野神社の御分霊を祭り創祀したと伝えられます。
社号 | 熊野神社 |
---|---|
祭神 | 素戔嗚命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
例祭日 | 10月19日 |
住所 | 長生郡長南町笠森208 |
備考 | 旧村社 |
笠森熊野神社の由緒
笠森熊野神社は、長元元年(1028)の笠森観音堂建立に際して、大工が紀伊国熊野神社の御分霊を祭り創祀したと伝えられます。
「千葉県神社名鑑」による笠森熊野神社の由緒
寛仁三年の創立。いい伝えによると、第六八代後一條天皇の御代、長柄町桜谷に慈悲深い乙女がおって、天皇の中宮に上られた。その後、中宮の懇願により笠森観音堂を建てることになった。建築に当たった大工はまず、紀伊国熊野神社の御分霊を観音岡に祭って(当社の創始)大工道具を神眼に浴し、朝夕神前に水行をとり、大工業の完遂に力を入れた。神霊の加護により直下三〇余丈、四方繁垂木造の大堂を建立したという。因に、神社の内宮は全部楠の木で、以後の修理も楠の木を用いる。(「千葉県神社名鑑」より)
笠森熊野神社の周辺図
参考資料
- 「千葉県神社名鑑」