飯山満町大宮神社|船橋市飯山満町の神社
飯山満町大宮神社の概要
飯山満町大宮神社は、船橋市飯山満町にある神社です。飯山満町大宮神社の創建年代等は不詳ながら、江戸期には上飯山満村高野地区の鎮守として祀られてきました。
社号 | 大宮神社 |
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祭神 | 素戔嗚尊 |
相殿 | - |
境内社 | 稲荷神社、浅間神社 |
住所 | 千葉県船橋市飯山満町3-1465 |
祭日 | 秋祭り10月23日、おびしゃ1月7日 |
備考 | - |
飯山満町大宮神社の由緒
飯山満町大宮神社の創建年代等は不詳ながら、江戸期には上飯山満村高野地区の鎮守として祀られてきました。
千葉県神社名鑑による飯山満町大宮神社の由緒
由緒に関する記載なし(千葉県神社名鑑より)
「船橋市史」による飯山満町大宮神社の由緒
(上飯山満村)
大宮神社
上飯山満高野の産土社。「県神明細』には由緒不詳とある。(「船橋市史」より)
「千葉縣千葉郡誌」による飯山満町大宮神社の由緒
大宮神社
二宮村上飯山満に鎮座す。素戔嗚命を祀る本殿間口六尺五寸奥行五尺、拝殿間口三間奥行二間、境内五百六十一坪。境内神社稲荷神社、浅間神社。氏子三十戸あり。(「千葉縣千葉郡誌」より)
飯山満町大宮神社所蔵の文化財
- 飯山満町大宮神社の神楽(船橋市指定無形民俗文化財)
飯山満町大宮神社の神楽
大宮神社の神楽は、谷津の本郷(習志野市谷津)から伝わったといわれている。神楽の始められた年代は、はっきりわからないが、保存されている古い装束や箱には「文久三癸亥年(1863)」や「安政六己未年(1859)」の墨書きがされていることから江戸時代末期にはすでに演じられていたようである。
神楽は1月7日の七草(夜)、10月23日の例祭(夜)に境内の神楽殿で演じられる。神楽を伝えているのは、氏子からなる大宮神社神楽楽人の人達である。
現在演じられている曲目は次の12座である。
①みこ舞、②天狗(猿田彦)、③八幡太郎(知之利)、④うすめ、⑤こかじ(住吉舞)、⑥翁、⑦神明(種蒔き)、⑧きつね(天弧)、⑨神功皇后、⑩ひょっとこ、⑪いびす様(蛭子)、⑫鬼・鍾馗(山神)
このうち、神功皇后は市内では大宮神社だけで演じられている曲目である。
使用する楽器と演奏者の人数は、大太鼓(鋲打太鼓)1人、小太鼓(締太鼓)1人、笛3人である。
古くから村が成立していたといわれ、農業が盛んであった飯山満の地において、五穀豊穣を願い豊作に感謝し、独自の工夫を加え、伝えてきた特色ある神楽である。(船橋市教育委員会掲示より)
飯山満町大宮神社の周辺図
参考資料
- 「船橋市史」
- 千葉県神社名鑑