小室八幡神社|船橋市小室町の神社
小室八幡神社の概要
小室八幡神社は、船橋市小室町にある神社です。小室八幡神社の創建年代等は不詳ながら、鎌倉時代の「千葉胤貞譲状」に小室領の八幡神田が記載されていることから、この書状が書かれた元徳3年(1331)には、既に祀られていたことが確認されています。小室(古牟呂)の鎮守として祀られ、明治維新後の社格制定に際し村社に列格、明治44年厳島神社を合祀しています。
社号 | 八幡神社 |
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祭神 | 應神天皇 |
相殿 | 市杵島姫命 |
境内社 | 古峰神社、疱瘡神、稲荷、天満宮、妙見神、道祖神、駒形神社、帝釈天 |
住所 | 千葉県船橋市小室町148 |
祭日 | 9月15日 |
備考 | - |
小室八幡神社の由緒
小室八幡神社の創建年代等は不詳ながら、鎌倉時代の「千葉胤貞譲状」に小室領の八幡神田が記載されていることから、この書状が書かれた元徳3年(1331)には、既に祀られていたことが確認されています。小室(古牟呂)の鎮守として祀られ、明治維新後の社格制定に際し村社に列格、明治44年厳島神社を合祀しています。
千葉県神社名鑑による小室八幡神社の由緒
由緒不詳。明治四四年三月一一日、同村小室字四ノ谷津無格社岩島神社を本社に合祀す。北総鉄道の開通により、氏子区域は純農村地帯から漸次住宅地域に変わりつつある。(千葉県神社名鑑より)
「船橋市史」による小室八幡神社の由緒
(小室村)
八幡神社
当社は文献上は、鎌倉時代末期には名が見える古社である。初出は元徳三年(一三三一)の「千葉胤貞譲状」で、その中の古牟呂分に「八幡神田」として見えている。鎌倉末期にはすでに、八幡神が古牟呂(小室)に祭られていたわけで、当然近世初期にも存続していたと想定される。『県神明細』には由緒不詳とある。(「船橋市史」より)
「千葉縣千葉郡誌」による小室八幡神社の由緒
八幡神社
豊富村小室に鎮座す。社殿五尺四間、境内千百七十五坪、天神社を合祀す。(「千葉縣千葉郡誌」より)
小室八幡神社の周辺図
参考資料
- 「船橋市史」
- 千葉県神社名鑑