行法寺|船橋尋常小学校開校地
行法寺の概要
船橋市本町にある日蓮宗寺院の行法寺は、海善山と号します。行法寺の創建年代等は不詳ながら、当寺3世日誉が寛文5年(1665)に遷化していることから、戦国末期から江戸時代初期の創建ではないかと思われます。明治維新後に小学校制が施行された際、船橋尋常小学校が明治5年当地に開校しています。
山号 | 海善山 |
---|---|
院号 | - |
寺号 | 行法寺 |
住所 | 船橋市本町3-30-3 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
行法寺の縁起
行法寺の創建年代等は不詳ながら、当寺3世日誉が寛文5年(1665)に遷化していることから、戦国末期から江戸時代初期の創建ではないかと思われます。明治維新後に小学校制が施行された際、船橋尋常小学校が明治5年当地に開校しています。
「船橋市史」による行法寺の縁起
(九日市村)行法寺
日蓮宗。前記村鑑(寛政十二年「村鑑明細書上帳」)に本尊は両尊四菩薩とある。「船橋村書上帳」には法花経寺(法華経寺)末で、境内は二反二畝三歩とある。「法華本末」にも法華経寺の末寺として載せられている。(「船橋市史」より)
「日蓮宗寺院大鑑」による行法寺の縁起
寛文(1661~)年間以前の創立。親師法縁。17世幽玄院日浄が文政8圓、本山法華経寺に提出した明細書によると、創立年代不詳となっているが、3世日誉が寛文5年遷化となっているので、寛文以前の創立と思われる。また明治5年小学校制が施行されて間もなく、11月18日にこの寺で船橋尋常小学校が産声をあげたという歴史がある。(「日蓮宗寺院大鑑」より)
行法寺の周辺図
参考資料
- 「船橋市史」