護国山正法寺|吉橋大師八十八所霊場、下総四郡八十八所霊場
正法寺の概要
船橋市田喜野井にある真言宗豊山派寺院の正法寺は、護国山と号します。正法寺の創建年代等は不詳ながら、弘治2年(1556)の創建と伝えられ、境内からは弘治2年よりも古い板碑が数多く出土しているといいます。吉橋大師八十八所霊場19番、下総四郡八十八所霊場19番です。
山号 | 護国山 |
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院号 | - |
寺号 | 正法寺 |
住所 | 船橋市田喜野井3-7-6 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
正法寺の縁起
正法寺の創建年代等は不詳ながら、弘治2年(1556)の創建と伝えられ、境内からは弘治2年よりも古い板碑が数多く出土しているといいます。
「船橋市史」による正法寺の縁起
(田喜野井村)正法寺
真言宗。『真言本末』に船橋村西福寺(後出) の門徒寺として載せられている。『県寺明細」には由緒を、「不詳ト雄モ古老ノ口碑ニ弘治二年四月十五日創立」としている。伝説では、戦国時代の弘治二年(一五五六)の創立だというのである。当寺の境内からは、応永十一年を初めとする板碑が、何基も出土しており、堂庵としては弘治以前に起源を持つことも想定される。(「船橋市史」より)
「千葉縣千葉郡誌」による正法寺の縁起
正法寺
西福寺末にして二宮村字田喜野井にあり。本尊は阿彌陀如来にして、由緒不詳なりと雖も古老の口碑に弘治二年四月十日創立とあり。間口六間奥行五間にして境内坪數五百三十五坪、所有土地七町七段六畝二十七歩、檀徒五十餘人なり。(「千葉縣千葉郡誌」より)
正法寺の周辺図
参考資料
- 「船橋市史」
- 「千葉縣千葉郡誌」