萩原鳥見神社|印西市萩原の神社

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萩原鳥見神社|奈良県城上郡鳥見神社勧請の伝承

萩原鳥見神社の概要

萩原鳥見神社は、印西市萩原にある神社です。萩原鳥見神社の創建年代等は不詳ながら、榛原萩原(奈良県城上郡)の鳥見神社を勧請したと伝えています。その後千葉介清胤公、(利根町)布川城主豊嶋主膳正等により社殿再建され、松虫・荒野・萩原の総鎮守だったものの、松虫・荒野が分村し、当地萩原の鎮守として祀られてきました。明治維新後の社格制定に際し村社に列格、明治時代後期の神社整理令に際し明治40年字權現堂の三峯神社、字邊田谷の稲荷神社を本殿に合祀しています。

萩原鳥見神社
萩原鳥見神社の概要
社号 鳥見神社
祭神 饒速日命、御炊屋姫命、宇摩志眞治命
相殿 -
境内社 阿夫利神社、子安神社、三峯神社、天照皇太神、香取神社、金刀比羅社、山ノ神、猿田彦大神
住所 千葉県印西市萩原1424
祭日 4月28日
備考 -



萩原鳥見神社の由緒

萩原鳥見神社の創建年代等は不詳ながら、榛原萩原(奈良県城上郡)の鳥見神社を勧請したと伝えています。その後千葉介清胤公、(利根町)布川城主豊嶋主膳正等により社殿再建され、松虫・荒野・萩原の総鎮守だったものの、松虫・荒野が分村し、当地萩原の鎮守として祀られてきました。明治維新後の社格制定に際し村社に列格、明治時代後期の神社整理令に際し明治40年字權現堂の三峯神社、字邊田谷の稲荷神社を本殿に合祀しています。

千葉県神社名鑑による萩原鳥見神社の由緒

由緒に関する記載なし(千葉県神社名鑑より)

「印旛郡誌」による萩原鳥見神社の由緒

村社鳥見神社
萩原村字邊田谷にあり御炊屋姫命饒速日命摩宇志摩知命伊弉諾命伊弉冉命保食神を祭る勧請年月不詳古老之口碑に往古大和國城上郡(舊萩原當今灰原)鳥見神社分霊勧請仕及大破中往古千葉介清胤公依て寄附に本社拝殿鳥居奉再建所其後相馬郡布川城主豊嶋主膳正依寄附寛永八辛未年九月奉建立其後安政六未年十一月奉建立往古松虫村荒野村萩原村三ヶ村之郷社に有之中往古以降松虫村荒野村兩村分郷に相成故に鳥見神社三ヶ村之中央に當れり明治四十一年十一月二日許可を得て萩原字權現堂にありし三峯神社仝邊田谷にありし稲荷神社を本殿に合祀す社殿間口一間奥行一間御拝出高欄手摺有り拝殿間口四間三尺奥行二間三尺境内千四十七坪(官有地第一種)あり神官は郷社鳥見神社祠掌石井重徳にして氏子九十七戸を有し管轄廳まで七里四町十二間なり境内九社を祭る即
一、天照皇太神宮 大日孁貴命を祭る由緒不詳建物三尺四方
二、子安神社 木花開耶姫命を祭る由緒不詳建物三尺四方
三、阿夫利神社 大山祇園命を祭る由緒不詳建物三間方中に神
四、香取神社 經津主命を祭る由緒不詳建物一尺五寸四方
五、琴平神社 大物主命を祭る由緒不詳建物は石祠
六、麻疹神社 少彦名命を祭る由緒不詳建物は石祠
七、天満天神社 菅原道真を祭る由緒不詳建物は石祠
八、疱瘡神社 稲脊胵命を祭る由緒不詳建物三尺四方
九、道祖神社 岐乃神を祭る由緒不詳建物は石祠(神社明細帳)
〇(新編佐倉風土記云)在萩原村鳥見丘舊風土記云所祭饒速日命相殿神御炊屋姫命味間見命有永禄中之播磨元禄中社司石井氏請吉田兼敬卿奉正一位焉(「印旛郡誌」より)


萩原鳥見神社の周辺図