安養山寳性寺|平安時代の長保年間御堂谷に創建
寳性寺の概要
天台宗寺院の寳性寺は、安養山と号します。寳性寺は、僧恵心が平安時代の長保年間(999-1004)御堂谷に阿弥陀如来像を奉安して創始、嘉吉2年(1442)当地に移転したといいます。
山号 | 安養山 |
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院号 | - |
寺号 | 寳性寺 |
住所 | いすみ市小沢1782 |
宗派 | 天台宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
寳性寺の縁起
寳性寺は、僧恵心が平安時代の長保年間(999-1004)御堂谷に阿弥陀如来像を奉安して創始、嘉吉2年(1442)当地に移転したといいます。
「大原町史」による寳性寺の縁起
安養山宝性寺(天台宗)小沢区
当山は、当初、御堂谷(遅越に接す)に僧恵心なる者が、長保年間(九九九-一〇〇四)に、阿弥陀如来を作って安置し、近隣の信徒が一宇を創立。その後嘉吉二年(一四四二)現在地に香花院として堂宇を移築した。明治に至り廃仏棄釈により一時無住となり、什宝書類も失われた。現堂宇は明治二四年五四世高顕により再建され、鐘楼は現存するものの、当時の梵鐘は供出されたが、更新された。なお、山門は大正年間、光明寺より移された。(「大原町史」より)
寳性寺の周辺図
参考資料
- 「大原町史」