常得山延命寺|鎌ケ谷の村落成立に先立ち創建
延命寺の概要
鎌ケ谷市鎌ケ谷にある日蓮宗寺院の延命寺は、常得山と号します。延命寺の創建年代等は不詳ながら、鎌ケ谷の村落成立に先立つ慶長8年(1603)に創建したといいます。鎌ケ谷大仏のある墓地は、当寺の飛地境内です。
山号 | 常得山 |
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院号 | - |
寺号 | 延命寺 |
住所 | 鎌ケ谷市鎌ケ谷4-9-43 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
延命寺の縁起
延命寺の創建年代等は不詳ながら、鎌ケ谷の村落成立に先立つ慶長8年(1603)に創建したといいます。鎌ケ谷大仏のある墓地は、当寺の飛地境内です。
「鎌ケ谷市史(上巻) 」による延命寺の縁起
延命寺-鎌ヶ谷村-
鎌ケ谷村字一本椚に所在した。日蓮宗に属し、法華経寺の末寺である。慶長八年(一六〇三)の創立と伝えられるが、前述のように、鎌ケ谷村の立村は寛永期(一六二四~四四)とみられるので、実際には村立てと前後して成立したものと考えられる。本尊は三宝祖師である。檀家の戸数は八三戸であり、聞き取りによると、鎌ケ谷村宿に多く分布している(以上「県寺院明細帳」)。(「鎌ケ谷市史(上巻) 」より)
「鎌ヶ谷市史資料編(民俗)」による延命寺の縁起
延命寺
日蓮宗。以前は法華経寺末であったが現在は身延山久遠寺末。本尊は三宝祖師。鎌ケ谷字壱本椚(現鎌ケ谷四丁目九番四三号)に所在する。慶長八年(一六〇三)の創立と伝える。鎌ケ谷の一部が檀家である。(「鎌ヶ谷市史資料編(民俗)」より)
「鎌ケ谷市史(別巻)」による延命寺の縁起
鎌ケ谷の延命寺は、以前は法華経寺の末寺であったが、現在は身延山久遠寺(現山梨県身延町)の末寺となっている。「寺院明細帳」によると、江戸時代初期の慶長八年(一六〇三)の開創と記されている。(「鎌ケ谷市史(別巻)」より)
延命寺の周辺図
参考資料
- 鎌ケ谷市史(上巻)
- 鎌ヶ谷市史資料編(民俗)
- 鎌ケ谷市史(別巻)