花野井香取神社|柏市花野井の神社
花野井香取神社の概要
花野井香取神社は、柏市花野井にある神社です。花野井香取神社の創建年代等は不詳ながら、文明年間(1469-1487)に創建したと伝えられ、寛永5年(1628)・寛延元年(1748)・嘉永5年(1852)に再建されたといいます。明治維新後の社格制定に際し村社に列格、明治43年字丸山の鹿島神社・字葉能田の妙見神社・字丸山の稲荷神社を合祀、大正初期には田中村の村社に指定されていました。
社号 | 香取神社 |
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祭神 | 経津主命 |
相殿 | - |
境内社 | 妙見神社、稲荷神社、猿田彦大神、三峯神社、天神社など |
住所 | 千葉県柏市花野井1000 |
祭日 | 大祭7月27日、10月29日 |
備考 | 旧村社 |
花野井香取神社の由緒
花野井香取神社の創建年代等は不詳ながら、文明年間(1469-1487)に創建したと伝えられ、寛永5年(1628)・寛延元年(1748)・嘉永5年(1852)に再建されたといいます。明治維新後の社格制定に際し村社に列格、明治43年字丸山の鹿島神社・字葉能田の妙見神社・字丸山の稲荷神社を合祀、大正初期には田中村の村社に指定されていました。境内の妙見社は、花野井で一番古い社だと伝えられ、その創祀は大青田妙見神社と同じく平安時代末期~鎌倉時代ではないかとも推定されます。
境内掲示による花野井香取神社の由緒
この香取神社は、凡そ今より五〇〇年前の文明年間に、旧社が建てられたと伝えられております。
祭神は、「経津主命」で、御神徳は、豊穣と悪病を除き、商売繁盛、家内安全の守り神として、尊崇され、当時の氏子中が参拝して、近隣の方から多勢が、参拝に来られて祈願されたと申されております。
そして寛永五年(今より三五六年前)に吉田雅楽助外、氏子中で再建し
その後、寛延元年(今より二三七年前)に吉田甚左衛門と村役人、氏子中にて再建
それから嘉永五年(今より一三二年前)に吉田官蔵外、氏子中一一八名にて
力を合わせ、五ヶ年の歳月をかけて完成し、当時の金高で、千両の莫大な金額であったと記されており、これが現在の社殿です。
又、大正の初期に、田中村社に指定され、近郷でも由緒ある神社として、広く知られております。
祭禮は、毎年七月二十七日と、十月の二十九日に、盛大に行われております。
皆様の、日日の参拝の功徳が、報いられることをお祈りします。(境内掲示より)
千葉県神社名鑑による花野井香取神社の由緒
由緒に関する記載なし(千葉県神社名鑑より)
「柏市史」による花野井香取神社の由緒
香取神社
花野井村字原に所在。祭神は經津主命。「神社明細帳」には境内社として天神社と秋葉社を上げ、祭神不詳としている。明治四三年二月字丸山の武甕槌命を祀る鹿島神社、字葉能田妙見神社、同年八月字丸山の保食命を祀る稲荷神社を合祀した。
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(無格社)妙見神社花野井字古屋にありしを近年香取神社へ合祀せり、花野井の神社中最も舊しと、天御中主尊を祀る (「柏市史」より)
花野井香取神社の周辺図
参考資料
- 千葉県神社名鑑
- 「柏市史」